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新築をお考えの方へ

新築工事のポイント

お住まいを建てるということは一生に何度もない大きな買い物です。後悔することないよう、工法、業者さん選び、資金計画などポイントをご説明させていただきます。

 

工法 住まいづくりの第一歩は、お住まいの骨組みとなる構造を決めることです。
一般住宅の場合、一番多い工法が木造の在来工法です。これは日本の古くからの伝統工法で、柱・梁を木材の骨組みで組み、屋根・床・壁を作っていく工法です。骨組みが木材のため、加工や造作も容易です。また、何百年と続く工法ですので、多くの大工さんが工法を理解しているため、もっとも造りやすく、日本の風土に向いている工法といえるでしょう。

また木造住宅でも、ツーバイフォーと呼ばれる工法があります。もともとは欧米の工法で、日本では1970年代頃から建てられるようになりました。出来上がった外観は、在来工法と区別がつきませんが、柱や梁がなく、壁の面で建物を構成するため、増改築の際には注意が必要です。また、工事の手順は屋根が一番最後になりますので、雨期の時期での着工はお勧めできません。

一方、骨組みに鉄骨を使う工法もあります。鉄骨は木材よりも強度が高いため、柱のスパンを木造より広くすることができます。主に二階建ての一般住宅の場合、骨組みとして鉄骨を使う場合はプレハブ住宅と呼ばれる規格型の住宅が主流です。この場合、外壁もパネルとなるため、増改築の際は、開口部以外の外壁パネルを抜くことはできませんが、内部は骨組みとなる柱が少ないため、間取り変更も可能です。


業者さん選び お住まいを建てる際の業者さんは、一昔前は、地元や知り合いの工務店さんに依頼する方法が一般的でしたが、最近では○○ハウス等、ハウスメーカーさんに依頼する方が増えています。ハウスメーカーさんに依頼するメリットは、ほとんどが規格型の住宅ですので、マニュアル通りに建てれば、均一な精度の建物が建てられる、メーカーさんの保証がしっかりしている点などです。また、多くのハウスメーカーさんは住宅展示場などにモデルハウスを持っていますので、気軽に足を運び、営業マンの説明を聞くことができます。しかし、これらのモデルハウスは往々にして“見せる家”であり、自分が住む家ではないと考えて見学することが大事です。

一方、住まいづくりを工務店さんに依頼する場合のメリットは、資材・建材の選択肢が多いこと、規格にとらわれない設計ができる、工事中の変更や、工事後の不具合などにも柔軟かつ、迅速に対応してもらえる点などです。しかし、工務店さんの中には設計士さんが常駐していないところもあります。この場合は、設計・申請業務だけを外注に委託するようになります。 また、住まいづくりを設計事務所に依頼する方法もあります。お住まいにこだわりを持ちたい、個性的な家を作りたい方などに向いていますが、設計・監理費が別途にかかるため割高になりがちです。


プラン計画 工法が決まり、業者さんに家づくりを依頼しますと、まずその敷地の調査が始まります。敷地の大きさや、道路との関係、敷地にかかわる各種の法令を調べたうえで、提案図面が提示されます。一般的には平面図・立面図・完成パースなどです。しかし、平面図や立面図など見ても、普段あまり図面を見慣れていない方にとってはぴんと来ない方が大半でしょう。部屋の大きさも寸法値が明記されているだけで実感できないものと思います。 まず、平面図を見て重要なことは各部屋の配置です。玄関からリビング、各部屋や水回りに行くまでの動線に不都合はないか、上下階の部屋の配置や階段の位置も重要です。また各部屋の通風、採光、収納、プライバシーも確保されているかなど確認してください。また、お手持ちの家具をどこに配置するかなどによって、部屋の大きさ、ドアや窓の位置も変わってきますので考慮が必要です。 立面図からは窓の位置や大きさ、屋根の形状や外観のデザインを読み取り、ご自分のイメージ通りか確認してください。 平立面が決まりますと、後からは軽微な変更以外できなくなりますので、不明な点は何度でも担当者に質問し、納得のいくまで図面変更を依頼してください。


実行予算 一般にプランと並行して見積もりが提示されます。本体工事のほかに必要な付帯工事費も計上してもらい、実行予算を立てる必要があります。 次の項目をチェックしておきましょう。

 

  1. 既存建物の解体費
  2. 設計費や申請費用
  3. 水道・電気・ガス・電話などの引き込み費用
  4. 地鎮祭や上棟式の有無と予算
  5. 登記料や融資のための費用
  6. 火災保険料や住宅保険費用
  7. 引っ越しや仮住まいの費用
  8. カーテン・エアコン・照明・外構費用

新居への家具の買い替えなど、とかく実行予算は増えがちです。余裕を持った予算計画が必要です。


工事の流れ工法・業者さん・プラン・予算が決まればいよいよ契約です。
契約から完了までの流れとポイントは以下の通りです。

契約

具体的な金額と支払時期、工期の確認をしてください。

引っ越し

電気・水道・ガスの一時停止、電話の移転作業などの申し込みが必要です。

解体

残置家具などの処分費用は別途になりますので注意してください。 今まで住んでいた、思い入れのある家の解体です。解体前に家族で記念写真など撮っておくのも良いでしょう。

地鎮祭

一般的に地元の神主さんに依頼します。通常、施工業者さんが手配してくれますが神主さんへの謝礼やお供え物などの用意が必要となります。

棟上げ(上棟式)

最近は少なくなりましたが、上棟式を挙行するのであれば、飲食物の準備、参加者への祝儀代などが必要となります。

中間検査

2階建ての木造住宅の在来工法であれば、金物の緊結後に審査機関や役所による、中間検査が入ります。一般に中間金はこの中間検査完了後に支払うことが多いです。

内外部造作工事

工事中はできるだけ現場に出向き工事の進行状況を確認し、現場打ち合わせや質問をすることが大事です。施工後の手直しや変更は予算が増加し、工期が延び、仕上がりもよくないので要注意です。また、現場でのお茶菓子は常識の範囲内とし、職人さんとの長話は工期のロスとなりますので注意してください。

完了検査

建物が完成しますと、審査機関や役所による完了検査が入ります。これは、建物が図面通りに完了しているかの確認検査です。

お引渡し

鍵のお渡しとなります。内外部をよく確認して、傷や不具合があれば申し立ててください。

ご入居

待ちに待った新居へのご入居です。事前にガスや電話の引き込みの手続きが必要です。最後に、新しいお住まいがお客様と家族の皆様にとって素晴らしい想い出作りの場となりますよう祈念いたします。

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