|
無垢材とは、一本の木を切り出して使用する木材です。
合板などとの違いは、見た目に美しいということ。木本来の質感や風合いは天然の木にしかだせないものがあります。 |
自然素材である無垢材は、シックハウス対策になります。化学物質を含まないため、シックハウス症候群の方でも安心してお住まいいただけます。 |
1000年以上の歴史を持つ木造建造物の法隆寺に使用されているのは無垢材です。このことからも、無垢材には高い耐久性と抗菌・防腐・防虫効果があることが実証されています。
さらに驚くべき事は、改修工事を行った際に木が反発力を失っていなかったということ。長い年月を経てもなお、生き続けていたともいえます。 |
無垢フローリング材には合板フローリングに比べて多くの点で長所があります。 |
|
|
無垢のフローリング |
合板のフローリング |
1.ホルムアルデヒド問題 |
合板材は接着剤を使用していますのでその中に含有されているホルムアルデヒドが時間と共に放出されシックハウス症候群などの弊害を引き起こします。この点無垢材はほとんど接着剤を使用しませんので安心です。 |
2.傷に対してのメリット |
無垢材は傷が付いた場合でも表面を削るだけで元の美しさになります。 |
3.水回りでの使用 |
無垢材の場合には水に強い種類を使用すると合板材に比べ耐用年数が数倍長くなります。合板材を水回りに使用すると長くても7〜8年で芯材がふけてしまいます。その点無垢材は耐用年数も長く美しさも保てます。 |
4.木の呼吸 |
無垢材の湿度調整能力は合板材に比べ高く天然素材の良さが実感できます。 |
5.床暖房への対応 |
無垢材はソリが出るので床暖房には向かないと思われがちですが、種類によっては使用することができます。 |
壁材として、フローリングとして、用途は建材の持つ特性を生かした施工をお勧めします。耐水性に優れたサワラはキッチンなどの水周りに、木肌が柔らかく素足になじむスギはフローリングにと、無垢材の持つ特性を生かした施工をご提案します。 |
ヒノキ |
|
均等な木目と仕上がりの美しさ、檜特有の芳香から高級木材として不動の人気です。
木質においても強さ、粘りとも申し分なく、水に対する耐久性も高いです。 |
サワラ |
|
色合いは檜に近く、檜の代用品として用いられて時期もありました。水に対して非常に耐性(腐朽性)が高く、水分の多い場所に適した木材です。
フローリングとして利用した場合、耐湿性の高さから、キッチンや廊下の床板に適していると言えます。
現在さわらは、希少価値が高く軽量木材として貴重な存在となっています。 |
杉 |
|
木肌が柔らかく素足に馴染む気持ちよさがあります。
杉は、比較的安価な木材ではありますが、1年を通して室内の温度や湿度を調節する性質が備わり快適さといった面では非常にすぐれた木材です。また施工後の狂いが少ないことも喜ばれています。 |
ヒバ |
|
ヒバは翌檜(あすなろ)の別名で檜の仲間ですが檜よりも精油成分(ヒノキチオール)が多く、数年経っても玄関のドアを開けると檜系の香りに包まれます。
この匂いが好きな方には特にお勧めしています。また防虫防腐効果が高いため水廻りも最適です。
通常使われるフローリングは合板に薄い単板(0.何mmから厚くても2mm程度)を貼ったものに合成樹脂の表面加工をしています。このため傷が付きにくく最近はワックスをかけなくても良いものまで有ります。 |
|
|