住まいを作る側がシックハウス対策に高い意識を持つことが大事です。
まず第一に化学物質の含有量の少ない建築資材を使うことです。
合板類においてはホルムアルデヒトの最も少ないJAS規格におけるFC0を使うこと、繊維板、パーティクルボードではJIS規格におけるE0を使うことが重要です。
内装仕上げ材等も可塑剤、防カビ材、難燃剤等の化学物質を含まないもの(天然素材)を使うことが良いでしょう。
またそれと共に適切な換気、ダニ、カビの発生を抑えるために湿気対策、断熱対策なども重要です。
また行政サイドも「建築基準法」においてシックハウス対策のために化学物質(ホルムアルデヒト、クロルピリホス)を含んだ建材の使用を規制し、適切な換気設備を義務付けるという動きも出ています。
平成12年4月に施工された品質管理法の性能表示制度においても空気環境の中でホルムアルデヒトの放出量によっての住宅のランク付けが明確にされています。 |